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NECインフロンティア、電子マネー「Edy」を利用したPOSシステムを展開


ソニーの社員食堂で使用されているEdy端末(参考)
 NECインフロンティア株式会社は1月21日、ビットワレット株式会社の電子マネー「Edy」に対応したPOSシステムの開発を行い、幅広く展開していくと発表した。なお、これに先立つ2003年11月29日、NECインフロンティアはビットワレットに対し、400株(5,000万円)の出資を行った。

 Edyは、ソニーの非接触型ICカード「Felica」を利用した電子マネーシステムで、すでに330万枚が発行されている。しかし、EdyをPOSで利用する場合、現在広く使われているPOS非連動型の端末では、売上金の2度入力などの手間が必要であった。

 そこでNECインフロンティアでは、POS端末での売り上げ処理と連動したEdy端末の開発を行って、レジオペレーションの効率化を実現させる。同社では、この新端末を小売業や専門店などを中心に展開していく予定。また、Edyが社員証や学生証に採用される例が多いことから、社員食堂や学生食堂向けのシステムも開発し、展開を行う。この製品を導入することで食堂では、混雑緩和やレジオペレーションの軽減が図れるという。

 NECインフロンティアでは、今後3年間で、POS連動型Edy端末では20,000台、Edy対応社員食堂システムでは200システムの販売を目標としている。



URL
  NECインフロンティア株式会社
  http://www.necinfrontia.co.jp/
  株式会社ビットワレット(Edy)
  http://www.edy.jp/


( 石井 一志 )
2004/01/21 14:11

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