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日本HP、Linuxインストールの支援ツールを添付したワークステーションを販売

Prescott搭載モデルも同時発表

 日本ヒューレット・パッカード株式会社は2月9日、ワークステーション「HP Workstation xwシリーズ」に、「Linuxインストール支援ツール」を標準添付した「Linux Enableモデル」を、同社のオンラインショップ「HP Directplus」で販売するCTOモデルに追加し受注を開始した。

 また、最新のPentium 4(開発コード名:Prescott)を搭載した「HP Workstation xw4100」、およびNVIDIAの最新のGPUを搭載した「Quadro FX 1100モデル」を、それぞれHP Directplusで販売するCTOメニューに追加することを発表し、受注を開始した。


Linuxインストールの手間を軽減する「Linux Enableモデル」

 Linux Enableモデルは、複数のバージョンのLinuxに対応するアップデータやバグフィックスであるErrata、および同社が事前に確認した各種ドライバーをまとめたもの。対応するLinuxはRed Hat Linux 7.3、9.0、Red Hat Enterprise Linux 3。なお、Linux本体は含まれず別途用意する必要がある。

 価格は、Pentium 4搭載のxw4100シリーズLinux Enableモデルが119,000円から、Xeonを搭載しデュアルプロセッサにも対応するxw6000シリーズLinux Enableモデルが158,700円から、同じくXeonを搭載しメモリを6GB、HDDを730GBまで搭載できるハイエンドモデルのxw8000シリーズLinux Enableモデルが222,000円から。


最新のPentium 4搭載モデルなどを追加、価格改定も実施

HP Workstation xw4100
 最新のPentium 4を搭載した「HP Workstation xw4100」は、Linux EnableモデルとWindowsモデルが用意され、HP Directplusのみでの販売となる。価格は129,000円から。

 Quadro FX 1100モデルは、NVIDIAの最新のGPU「Quadro FX 1100」と128MBのグラフィックメモリを搭載したグラフィックカードをHP DirectplusのCTOメニューから選択することができる。同社によるとQuadro FX 2000相当のパフォーマンスが発揮されるという。価格は70,000円(グラフィックスアップデート価格)

 また、同社はHP Directplusで販売されるHP Workstation xw 4100、6000、8000シリーズにおいて、最大11%を引き下げる価格改定を行った。



URL
  日本ヒューレット・パッカード株式会社
  http://www.hp.com/jp/
  ニュースリリース
  http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2004/fy04-052.html
  HP Workstation製品情報
  http://www.hp.com/jp/workstation/
  HP Directplus
  http://www.hp.com/jp/directplus/


( 朝夷 剛士 )
2004/02/09 13:49

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