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三菱電機、320GBリムーバブルHDDを搭載する監視用レコーダーを発売


 三菱電機株式会社は、銀行やコンビニエンスストアのATMコーナーなどの小規模な監視カメラシステム向けのHDDレコーダー「三菱デジタルレコーダーDX-NT400」を2月27日から発売する。価格は490,000円。

 DX-NT400は、160GB×2でミラーリング構成されたリムーバブルHDDを搭載しており、684×240ドット、Wavelet圧縮の映像を、1コマ/秒の音声なし撮影で約1カ月の連続記録できる。記録は30コマ/秒から12段階、映像圧縮率は5段階から選択できる。HDDが取り外せるため、事件発生時にデータを持ち出して解析したいとの要望にも応える。カメラは4台接続でき、映像の4分割表示も行える。また映像の変化を検知して記録を開始する動き検知機能に、動き検知後、一定時間検知を停止する機能を新たに追加したため、効率的な記録が可能となっている。

 さらにWebサーバー機能を搭載し、オプションのPC再生ソフトウェア「DX-PC25」を用いることで過去の画像をインターネット経由で閲覧できる。またリアルタイム映像は、接続カメラ台数分に分割した映像を30コマ/秒で表示可能だ。照明やブザーなど外部機器の制御も行えるため、本部から支店を遠隔監視が行える。アラーム入力やレコーダーの障害発生時にはメール通知を行う機能も備える。

 レコーダー本体には操作部を設けず、有線リモコンのみでしか操作できない。またHDDの取り外しには鍵が必要となっているため、管理者以外の人間は、操作や記録データの取り出しができない構造となっている。同社では交換用のリムーバブルHDD「三菱ハードディスク・トレイDX-TR4」を290,000円で同時発売する。



URL
  三菱電機株式会社
  http://www.mitsubishielectric.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2004/0209-a.htm
  三菱CCTVシステム
  http://www.MitsubishiElectric.co.jp/cctv/


( 岩崎 宰守 )
2004/02/10 12:44

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