日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社は、インタラクティブ電子ボード「デジタルボード」2機種「P-50XN」、「T-15XL」と、プレゼンテーション機能を強化した「DigitalBoard Software」、「PC-TV会議」を一体化した遠隔会議用オプション「DigitalBoard Conference」を4月1日より発売する。
P-50XNは、ハイビジョン対応の50型プラズマディスプレイを搭載するデジタルボード。DVIインターフェイスを装備し、CAD図面などの細かいデータのレビューも行えるほか、タッチパネルとして電子ペンや指での操作や手書き入力が可能だ。価格はオープンで、同社では今後1年間で500台の販売を見込んでいる。
T-15XLは、幅345mm×高さ295mmとコンパクトな筐体に、コントラスト比400:1、輝度250カンデラの15型XGA液晶を備えたタブレットタイプの電子ボード。サイドボタンを押すだけの消しゴム機能を備えた万年筆タイプの電子ペンも付属する。価格はオープンで、同社では今後1年間で5,000台の販売を見込んでいる。
DigitalBoard Softwareは、同社のデジタルボードに付属するソフトウェア。WordやExcel、PowerPointといった文書ファイルの取り込みと管理の機能を備える。PowerPointの取り込みでは、アニメーション効果や動画再生、リンク機能を新たにサポートした。またプレゼンテーション時に活用できるレーザーポインタペンにも対応した。さらにツールバーのカスタマイズに対応するなどのユーザーインターフェイスの改善も行われている。
DigitalBoard Conferenceは、デジタルボードにPC用のWebカメラを追加するだけで遠隔会議が行えるソフトウェア。今回、デジタルボードにPC-TV会議機能を追加したことで、これまでのデジタルボードとTV会議装置との組み合わせと比べ安価に遠隔会議システムの導入が可能になった。価格は52,500円で、同社では今後1年間で1,000本の販売を見込んでいる。
■ URL
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
http://www.hitachi-sk.co.jp/
ニュースリリース
http://www.hitachi-sk.co.jp/News/News246.html
( 岩崎 宰守 )
2004/03/01 16:38
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