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日立、Pentium M搭載の産業用PC新モデル2機種を発売


HF-W2000シリーズ
 株式会社日立製作所は、24時間連続稼動と10年の長期使用を想定した産業用PCの新モデルとして、低発熱量が特徴のPentium M 1.6GHzを搭載し、従来機比1/2サイズの「HF-W2000シリーズ」と、拡張性を確保した「HF-W6500」の2機種を3月16日より発売する。価格はともにオープンプライス。

 両モデルともに、CPUにPentium M 1.6GHzを採用しており、最大2GBのDDR SDRAM ECCメモリを搭載可能。専用LSIによるハードウェア監視や障害発生時の検知を行う障害解析、遠隔操作で電源投入できるWake on LANの機能を備え、長期間動作させるプログラムのメモリリーク解析に有効なメモリ監視ツール「Memory Checker」、システム障害検出と自動的に障害を復旧する障害監視ソフトウェア「RunWatcher」も付属している。それぞれWindows 2000/XP Proをプリインストールした2モデルが発売される。

 HF-W2000は、コンパクトサイズの筐体を採用し、従来モデル同様に前面HDD交換も可能なほか、USB×3、LAN×2を備える。7年間の保守契約が可能で、5月1日より出荷される

 HF-W6500は、PCI×2、ハーフサイズPCI×2のほか、PCI/ISA×1、ISA×1の拡張スロットを装備しており、既存ボードを流用できるほか、USB×3、LAN×1も備える。10年間の保守契約が可能で、出荷は4月1日から。このほかIDE HDDミラーモデルが6月1日より、Celeron M 1.3GHz搭載モデルが8月1日より出荷の予定。



URL
  株式会社日立製作所
  http://www.hitachi.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/040316.html


( 岩崎 宰守 )
2004/03/16 13:12

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