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ロジテック、StandbyDiskでHDDを二重化する法人向けPCを発表


LPC-PF28WTA/SD

同、前面のカバーを開けたところ。HDDは前面から引き出せるようになっている
 ロジテック株式会社は、同社の法人向けPCのラインアップに、バックアップ機能を標準で搭載したスリムタワー型PC「LPC-PF28WTA/SD」を追加し、4月1日より順次出荷すると発表した。

 LPC-PF28WTA/SDにはATAPIのHDDが2台搭載されており、1台目のHDD(システムドライブ)に障害が発生した場合でも、システムドライブを取り出して2台目のHDD(待機HD)に交換することで、運用を継続できる。HDDは前面から交換できるように設計されているが、ホットプラグには対応していない。

 バックアップソフトとしては、プリインストールされているDuocor/StandbyDisk製「StandbyDisk」を使用。RAID 1(ミラーリング)のようにリアルタイムにデータを複製するのではなく、システムドライブの内容を待機HDに丸ごとコピーする完全バックアップ、ファイル単位で変更されたファイルのみコピーする差分バックアップの2つの方法でバックアップを取る。バックアップは、手動以外にスケジュールを設定して行うことも可能。

 価格は、OSがWindows XP Professional、Pentium 4 2.8GHz、メモリ256MB(PC2700)、HDD 40GB×2(Ultra ATA/100 5400rpm)、CD-ROM×1、FDD×1、PCIバス×3という標準構成で、147,000円から。CPUをPentium 4 3.06GHzに変更するなど、各種カスタマイズにも対応するという。

 ロジテックでは「営業・業務・経理データの処理用、学校の教員用など、システム対策を施しておきたいすべての現場に最適なPC」としている。



URL
  ロジテック株式会社
  http://www.logitec.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.logitec.co.jp/press/2004/0330_2.html


( 石井 一志 )
2004/03/31 12:36

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