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IAサーバー「MAGNIA Z320S」
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株式会社東芝は4月5日、IAサーバー製品群「MAGNIA」シリーズの最新機種として、小規模オフィス向けIAサーバー「MAGNIA Z320S」を同日から出荷開始すると発表した。同製品の用途としては、SOHOや小規模な部門でのファイル・プリント・メールなどの各サーバーとして、各種コントローラなどの制御用機器への組み込み用として、またアプライアンスサーバーのベースマシンとして、などを想定しているという。
MAGNIA Z320Sは1WayのコンパクトなIAサーバーで、2Uハーフサイズ(2台を横に並べると2Uサイズになる)のラックマウント型、ほぼ同サイズのマイクロタワー型の2製品がラインアップされた。同製品のCPUには、Pentium 4 2.80E GHzを採用。ディスクコントローラは、ホットプラグに対応したシリアルATAのRAIDコントローラ(RAID 0/1)を標準で搭載する。シリアルATA接続では最大500GB(250GB×2)のHDDを内蔵可能だが、SCSI接続でオプションの拡張ディスクユニットを利用することにより、さらに最大584GB(146GB×4)のHDDを増設できる。それ以外のインターフェイスとしては、ロードバランシングや冗長構成に対応した1000Base-Tポート×2、PCI-Xスロット×2などを備えている。
加えて、MAGNIAシリーズ向けのサーバー監視ソフト「HarnessEye/web」が標準で付属しており、遠隔地の管理者PCから複数のMAGNIAサーバーの障害情報やパフォーマンスを、Webブラウザで監視することも可能。
同製品はBTOが可能で、メモリ、HDD、OSなどをユーザーの必要にあわせて選択できる。価格例は、メモリ256MB、HDD 80GB(シリアルATA)、CD-ROM×1、FDDなし、OSなし、といったマイクロタワー型の最少構成で302,400円(税込)より。
■ URL
株式会社東芝
http://www.toshiba.co.jp/
MAGNIA Z320S
http://www.magnia.toshiba.co.jp/dmsn/iaserver/magnia/z320s/
プレスリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2004_04/pr_j0501.htm
( 石井 一志 )
2004/04/05 17:38
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