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沖電気、PA-8800搭載製品の投入でUNIXサーバーのラインアップを刷新
沖電気工業株式会社は4月6日、UNIXサーバー「OKITAC9000シリーズ」に、デュアルコアのPA-RISCプロセッサ「PA-8800」を搭載した製品を追加すると発表した。今回発表された製品は、エントリー向け2Wayモデル「OKITAC9000 RP3410」、4Wayサーバー「同RP3440」、ミッドレンジ向け8Wayサーバー「同RP4440」、ハイエンド向け16Wayサーバー「同RP7420」、32Wayサーバー「同RP8420」、エンタープライズ向け128Wayサーバー「同Superdome」の6モデル。出荷はいずれも5月下旬より開始される。
PA-8800は、1つのプロセッサモジュールに2つのプロセッサコアを実装したもの。周波数も、従来のOKITAC9000シリーズで採用されていたPA-8700/PA-8700+のクロック周波数650MHz/750MHz/875MHzから1.0GHzに引き上げられたほか、L2キャッシュも増量されるなど、トランザクション性能が大幅に向上しているという。
またPA-8800とともに、RP3410/3440/4440シリーズでは「HP zx1チップセット」、RP7420/8420、Superdomeの各シリーズに搭載される「HP sx1000チップセット」を使用しており、高いパフォーマンスを実現。さらに、CPUやメモリに不良が発生したときに、動的に不具合のもととなるCPU、メモリを切り離すDPR(Dynamic Processor Resilience)機能や、DMR(Dynamic Memory Resilience)機能などにより、障害が発生した場合にも運用を継続することができるとのこと。
価格例は、RP3410が110万円から、RP3440が221万円から。
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URL
沖電気工業株式会社
http://www.oki.com/jp/
プレスリリース
http://www.oki.com/jp/Home/JIS/New/OKI-News/2004/04/z04004.html
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