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日本HP、デスクトップ代替用途向けなどビジネスノートPC7モデルを発表


 日本ヒューレット・パッカード株式会社は4月12日、ビジネス向けノートPC「HP Compaq Business Notebook nx9100シリーズ」(以下、nx9100)と「HP Compaq Business Notebook nx5000シリーズ」(以下、nx5000)を発表した。両製品とも、同日より同社の販売代理店を通じて提供される。


デスクトップ代替用途向けノートPC「nx9100」

HP Compaq Business Notebook nx9100シリーズ
 今回発表されたnx9100は、企業内で省スペースなデスクトップPCとして利用される用途を想定した、オールインワンノートPC。ラインアップには、CPU(Celeron 2.8GHzもしくはPentium 4 2.8/3.2GHz)、メモリ、光学ドライブなどの違いによって、5モデルが用意されている。

 主なスペックと価格は、エントリーの「PA227PA#ABJ」が、Celeron 2.8GHz、256MBメモリ、30GB HDD、CD-ROMドライブ×1、FDD×1、XGA(1,024×768ドット)表示可能な14.1型TFT液晶といった構成で、136,290円(税込)から。ハイエンドの「PE742PA#ABJ」では、Pentium 4 3.2GHz、512MBメモリ、60GB HDD、DVD-ROM/CD-Rコンボドライブ、FDD×1、WXGA(1,280×800ドット)表示可能な15.4型TFT液晶などの構成で、209,790円(税込)から。

 それ以外の共通スペックとしては、Windows XP Professional、100Base-TX/10Base-T×1、パラレル×1、USB 2.0×3など。重さは約3.56kg~3.81kg、サイズは362×278~284×46mm(突起部含まず)。

 なおnx9100では、主要インターフェイスを左右の側面に配置したほか、キー入力時のタッチパッド誤作動を防ぐタッチパッドオン/オフボタン、上下スクロールパッド、音量コントロールボタンなどを搭載するなど、オフィスで長時間使用されることを想定し、随所に配慮がなされているという。


社内での移動に配慮した「nx5000」

HP Compaq Business Notebook nx5000シリーズ
 nx5000は、会議や商談などの際にオフィス内で移動されることを想定し、可搬性を高くした2スピンドルPC。ラインアップには、Celeron M 1.20GHzとXGA表示可能な14.1型TFT液晶を搭載した「PB688PA#ABJ」、Pentium M 1.50GHzとXGA表示可能な15型TFT液晶を搭載した「PD678PA#ABJ」、の2つが用意された。

 CPUと液晶以外のスペックはほぼ共通で、Windows XP Professional、256MBメモリ、30GB HDD、CD-ROMドライブ×1、FDD×1(CD-ROMとFDDはいずれかのみ内蔵可能)、100Base-TX/10Base-T×1、パラレル×1、シリアル×1、USB 2.0×2、IEEE 1394×1など。

 バッテリ駆動時間は、最大約4時間。重さは2.51kg~2.61kg、サイズは326×275×37mm。また、盗難や置き忘れを想定して、電源投入時パスワード、HDDロック設定など、さまざまなセキュリティ機能も搭載されているという。



URL
  日本ヒューレット・パッカード株式会社
  http://www.hp.com/jp/
  プレスリリース
  http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2004/fy04-092.html


( 石井 一志 )
2004/04/12 14:00

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