Enterprise Watch
最新ニュース

コマツトライリンク、220gのIEEE 802.11b/g対応プレゼンシステムを発表


AirProjector KJ-200 Standard
 コマツトライリンク株式会社は4月20日、ワイヤレスプレゼンテーションシステム「AirProjector KJ-200 Standard」(以下、KJ-200STD)を4月28日より販売開始すると発表した。80×120×30mm、220g(ACアダプタ含まず)のコンパクトな製品で、価格は39,900円(税込)。

 KJ-200STDには無線LANとアナログRGBポートが1基備えられており、同製品とプロジェクタやプラズマディスプレイなどをアナログRGBで接続すると、無線LANに対応していないRGB出力機器にも、ワイヤレスでPCから画面を転送して表示することができる。今回は、従来機ではIEEE 802.11bのみの対応であった無線LANを、最大54Mbpsの転送が可能なIEEE 802.11b/gデュアルモードに高速化。無線接続はアドホック(11b通信のみ)、インフラストラクチャの両形態に対応し、アクセスポイントがない環境でも利用できる。また、セキュリティ機能としてはWEP(64/128/152bit)をサポートする。さらに、プロジェクタ電源のON/OFF、フォーカス、入力切替など、あらかじめ登録しておいた表示機器のコントロールを付属のユーティリティ上で行えるとのこと。

 表示はSXGA(1,280×1,024)、32bitカラーまで対応し、リアルタイムで画像を送信するモードのほか、ボタンをクリックした場合のみ画面を表示する「ワンショット送信機能」も備えている。

 クライアント用ユーティリティソフトの対応OSはWindows XP/2000/Me/98。PCの推奨スペックは、Pentium 4 2GHz以上(最低Pentium 3 600MHz以上)。

 今後、コマツトライリンクでは今回発表されたStandard版のKJ-200STD以外にも、MAC対応のワークグループモデル、それに司会者機能などを備えた文教モデル、文教モデルにLEAP機能を加えたエンタープライズモデルの3製品を順次発表する予定とのこと。



URL
  コマツトライリンク株式会社
  http://www.komatsu-trilink.jp/
  プレスリリース
  http://www.komatsu-trilink.jp/news/p2004042001.html


( 石井 一志 )
2004/04/20 11:40

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved.