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ゲメックスとクラスキャット、Sun Cobalt管理ツールを採用した小型アプライアンスを発売


 株式会社ゲメックスは4月20日、株式会社クラスキャットと業務提携し、Sun Cobaltの後継製品「SERVER THE BOX C3(シーキューブ)」(以下、C3)を提供すると発表した。C3は、ゲメックスの小型サーバー「SERVER THE BOX」に、Sun Cobaltの管理インターフェイスを継承しRed Hat Linuxをポーティングしたクラスキャットの「ClassCat Cute Server Manager」をインストールしたアプライアンス製品で、6月より販売を開始する。価格はオープンプライス。

 C3は、Web/メール/DNSの各サーバー機能などを持ったインターネットアプライアンスサーバー。ラインアップには、筐体の違いでボックス型と1Uラックマウント型が用意されているが、ボックスタイプではSun Cobalt Qubeの約半分、ラックマウント型では3/4に小型化されているという。また、クワンティのQloc Engineとの連携により、Linuxのセキュリティホールやアプリケーションのアップデートを自動で行うこともできる。

 両社によれば、「SERVER THE BOX C3シリーズを利用することで、Linux管理者を持たない企業や SOHOユーザーへ、Cobalt Networks時代から継承されてきた使いやすさに加えて安定したサービスを提供することが可能となる」とのこと。



URL
  株式会社ゲメックス
  http://www.gemx.co.jp/
  株式会社クラスキャット
  http://www.azi.co.jp/
  プレスリリース(ゲメックス)
  http://www.gemx.co.jp/release_0420.html

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( 石井 一志 )
2004/04/20 19:49

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