マクニカネットワークス株式会社は、米WARP Solutions, Inc.開発の動的Webコンテンツアクセラレータの最新版「SpiderCache v4.0」を搭載したアプライアンス製品を4月22日より国内販売する。価格は4,704,000円から。同社では動的なWebコンテンツ配信企業や、Webサイト構築SIへ向けた販売を行う。
SpiderCache v4.0は、Webサーバーとアプリケーションサーバーの間に設置することで、キャッシュした動的なWebコンテンツの表示を高速化し、バックエンドのアプリケーションサーバーとデータベースの負荷を軽減する製品。アプリケーションやネットワーク構成の変更は不要となっている。またコンテンツ側の変更を監視し、キャッシュを自動更新する機能も備える。
新バージョンではクラスタ環境での利用に対応したほか、キャッシングエンジンを管理するWebコンソールも改良されており、ログイン認証や暗号化といったセキュリティの機能、ハードウェアやネットワークに時間や日付、パスワードなどを設定できる管理者用のカスタムスクリプトが追加された。また既存キャッシュを無効化する場合に、ユーザーが定義したコンテンツのみキャッシュする/キャッシュしない設定も可能になった。
製品はSSLアクセラレーションとコンテンツ圧縮の機能を持つ上位製品、通常モデル、また上位モデルのスレーブとしてのみ動作する3製品があり、それぞれPentium 4 2.0GHzのCPU、30GB IDE HDD、1GBメモリの構成と、Pentium 4 2.8GHz、40GB SCSI HDD、4GBメモリの2タイプのハードウェア構成、計6モデルがラインアップされている。
■ URL
マクニカネットワークス株式会社
http://www.macnica.co.jp/
プレスリリース
http://www.macnica.co.jp/press/2004/0422.html
Warpアプリケーションアクセラレータ
http://www.macnica.net/warp/
( 岩崎 宰守 )
2004/04/22 20:38
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