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日本HP、デュアルコアRISCプロセッサを搭載したワークステーションを発売


HP Workstation c8000シリーズ
 日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)は5月12日、デュアルコアのPA-RISCプロセッサを搭載した64ビットUNIXワークステーション「HP Workstation c8000シリーズ」(以下、c8000)を同日より出荷開始すると発表した。同製品はすべてCTOモデルとなり、価格は1,765,050円(税込)から。

 c8000は、単一チップ上に2つのCPUコアを実装しているPA-RISCプロセッサ「PA-8800」(900MHzもしくは1.0GHz)を最大2基まで搭載可能なUNIXワークステーション。同製品のチップセットには米HPが開発した「HP zx1チップセット」が採用されており、グラフィックボード「ATI Fire GLシリーズ」などとの併用によって、既存製品と比較して最大2倍の性能を発揮するという。

 さらに、OSにはHP-UX 10.20/11.0とバイナリ互換があるHP-UX 11iを使用するため、過去のデータも継承可能。加えて今回は120mmの大口径ファン採用などにより、アイドル時の動作音を32dB以下に抑えた。これは図書館や静かな住宅地の騒音以下とのことで、同社では既存製品と比較して最も静粛性に優れたワークステーションに仕上がったとしている。

 最大メモリ容量は現時点で16GB、2004年夏に提供される予定の4GB DIMMメモリを使用した場合は32GBまで。それ以外の主なスペックは、HDD容量が最大564GB(SCSI接続 146GB×4)、Gigabit Ethernet×1、64ビット/133MHz PCI-Xスロット×1、64ビット/64MHz PCI-Xスロット×2など。



URL
  日本ヒューレット・パッカード株式会社
  http://www.hp.com/jp/
  プレスリリース
  http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2004/fy04-104.html

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( 石井 一志 )
2004/05/12 15:01

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