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日本IBM、HAクラスタ構成パッケージを発売 |
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日本アイ・ビー・エム株式会社（以下、日本IBM）は、クラスタ構築パッケージ「IBM eServer xSeries HA（High Availability）クラスター・キット」を5月28日より販売開始すると発表した。 同製品は、2台のIAサーバーと1台のストレージに加え、I/Oアダプタ、ケーブルなどをキッティングして提供するパッケージ。これらはすべて日本IBM側でHAクラスタ構成のテストが完了しているとのことで、このパッケージを利用すると、複数サーバーがストレージを共有するクラスタ構成を構築でき、一方のサーバーが停止してもシステム全体の停止を防ぐことが可能になる。 製品ラインアップとしては4種類が用意されており、たとえばIAサーバー「xSeries 335」と、アドテックス製のストレージ「ArrayMasStor P」（960GB）をSCSIで接続するエントリー製品「NX76CL1」で、1,813,000円から。また上位製品ではファイバチャネル（FC）も利用でき、「xSeries 345」と日本IBM製の「FAStT600エントリー」（1TB）をFC接続する「NX70CL2」では3,492,000円から。 なお、現状で利用できるソフトウェア構成は、Red Hat Enterprise Linux 2.1とクラスタソフトウェア「LifeKeeper for Linux v4.4.3」の組み合わせに限られているが、今後はRed Hat Enterprise Linux 2.1/3と「ClusterPerfect V4.6R1」、Windows Server 2003と「Microsoft Cluster Service（MSCS）」もしくは「ClusterPerfect V4.6R0」、といった構成にも対応していく予定。 ■ ＵＲＬ 日本アイ・ビー・エム株式会社 http://www.ibm.com/jp/ プレスリリース http://www-6.ibm.com/jp/NewsDB.nsf/2004/05281
（ 石井 一志 ）
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