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日本IBM、キャリアグレードのブレードサーバーを発表
IBM eServer BladeCenter T
日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は6月4日、キャリア向けのブレードサーバー「IBM eServer BladeCenter T」を、7月9日より出荷開始すると発表した。シャーシの価格は126万円から。
BladeCenter Tは、米国における通信事業者向け通信機器の基準「NEBS(Network Equipment Building System)レベル3」に準拠した、キャリアグレード品質のブレードサーバー。8Uのシャーシに最大8枚のサーバーブレード(BladeCenter HS20の場合)、同4枚のスイッチブレードを導入可能で、主要な部品を二重化して高い可用性を実現した。また製品ラインアップには、AC電源タイプ/DC電源タイプの双方を用意しているため、既存のデータセンター環境に柔軟に導入できるという。
さらに同製品はCarrier Grade Linux(CGL)に対応しており、米Sylantro SystemsなどのIPセントレックスソリューションをLinuxベースのオープン環境でサポートできるほか、WebSphereなどのミドルウェア製品と組み合わせることによって、Webサービス、テレサービス、統合メッセージングサービス、コンタクトセンター、CRMなど、IP技術をベースにした各種アプリケーションとの連携も行える。
BladeCenter Tの販売に関して日本IBMは、通信事業者、企業ユーザー、各種サービスプロバイダーといった幅広い対象へ、国内の大手SIerなどパートナーと共同で、積極的に展開するとしている。
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URL
日本アイ・ビー・エム株式会社
http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース
http://www-6.ibm.com/jp/NewsDB.nsf/2004/06041
( 石井 一志 )
2004/06/04 12:20
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