富士通株式会社は6月7日、企業内に設置するPCの導入から運用、廃棄までライフサイクル全般にわたる業務をサービスとして提供する「PC-LCM(ライフサイクルマネージメント)サービス」の提供を開始した。
PC-LCMサービスは、PCのライフサイクルの各フェーズにおいて合計30種近くのメニューを用意し、導入計画の立案や各種メンテナンス、障害対応、撤去などの業務を受託して、ユーザーの管理負荷を軽減するというもの。同社製PCのほか、他社製PCや周辺機器も対応可能で、同社によると管理コストを平均2割削減できるとしている。
料金は、稼働台数分のみを月額で請求する「オンデマンド型課金契約」が可能。価格は1台あたり1,200円/月(稼働台数1,000台の場合)から。初期費は個別見積。同社では今後3年間で400社への導入、受注額1,000億円を目標としている。
同社ではこのサービスの開始にともない、全国10カ所にユーザー1社あたり最大24,000台/月の展開能力を持つキッティングセンターを、全国6カ所にユーザーPCの集中管理を行うLCMセンターをそれぞれ開設したという。
■ URL
富士通株式会社
http://jp.fujitsu.com/
ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2004/06/7-1.html
( 朝夷 剛士 )
2004/06/07 17:18
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