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デル、低価格のディザスタリカバリシステム構築サービス
デル株式会社は6月16日、災害復旧(ディザスタリカバリ)システムを構築するサービスを開始すると発表した。
今回発表されたサービスは、同社のミッドレンジクラスのネットワークストレージ製品「Dell|EMC」、リモートミラーリング・ソフトウェア、拠点間を接続するIPネットワーク、設計・構築サービスなどをパッケージ化して災害復旧サービスを提供するもの。拠点間ネットワークには、NTTコミュニケーションズの広域ストレージネットワークサービス「Wide SAN」を採用している。システム構築にあたっては、同社の技術コンサルティング部門が窓口となり、システムの設計から構築、運用までを総合的に支援する。
災害復旧システムは、遠隔地に設置したストレージを専用ネットワークで接続し、本番サイトとのデータの同期を取ることで、自然災害等の不測の事故が起きた際の業務継続を実現するシステム。同社でも、川崎本社と関東圏内のデータバックアップサイト間で災害復旧システムを構築しており、2004年4月より本番稼動しているという。
導入価格は、約4000万円より。拠点間の距離は、システム全体のサービスレベルの均質化を目指すため60~200km程度を基本とするとしている。
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URL
デル株式会社
http://www.dell.com/jp/
( 福浦 一広 )
2004/06/16 12:45
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