|
ディスクアレイ「ETERNUS3000」シリーズ
|
富士通株式会社は、ミッドレンジディスクアレイ「ETERNUS 3000」の新モデル10製品を7月1日より発売、7月16日より順次出荷する。同社では今後2年間に、ETERNUS3000シリーズ全体で1万台の販売を目標としている。
今回発売される新モデルは、最上位モデル「モデル700」(2370万円から)から、エントリーモデル「モデル80」(188万円から)まで全10モデル。
最上位機種「ETERNUS3000 モデル700」は、3.2GHz CPUと16GBキャッシュの採用により、41,202.56 IOPSの性能を記録している。これはミッドレンジディスクアレイでは世界最高性能とのこと。また300GBのディスクドライブを採用することで、最大記憶容量は72TBと、こちらも世界最高となる。
さらにラインアップ全製品にわたって、採用CPUが高速化され処理性能が約30~60%向上している。またミッドレンジモデル6機種では、これまでのファイバチャネルに加え、IPネットワークを用いたストレージネットワークの構築を可能にするiSCSIを新たにサポートし、さらに最大で約17%の低価格化を図ることでコストパフォーマンスが向上している。
このほかコンポーネントを冗長化した「高信頼二重化モデル」や、同製品を用いた「自律バックアップ機能付ストレージシステム」もあわせてラインアップされている。
■ URL
富士通株式会社
http://jp.fujitsu.com/
プレスリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2004/07/1.html
ETERNUS SAN対応ディスクアレイ
http://storage-system.fujitsu.com/jp/products/diskarray/
( 岩崎 宰守 )
2004/07/01 16:55
|