
|
PRIMERGY RXI300
|
富士通株式会社は、Itanium 2 1.50GHzを搭載したIA64サーバーの新製品「PRIMERGY RXI300」を7月5日より販売開始する。出荷は9月からの予定で、価格は300万円より。また同時に、フォルトトレラントサーバー「PRIMERGY TX200FT」、IAサーバー「PRIMERGY RX800「PRIMERGY RX100」の新モデルも、7月5日より販売開始する。
PRIMERGY RXI300は、Itanium 2 1.5GHzを最大2基まで搭載可能なエントリークラスの2Uラックマウント型IA64サーバー。8Gbpsの転送速度を持つInfiniBandに対応した「IB HCAカード」(オプション)との組み合わせにより、HPC分野で最適なPCクラスタシステムを構築できるという。また、HDD、電源、冷却ファンはホットプラグが可能なほか、サーバー監視ソフトウェア「ServerView」が標準添付されており、高信頼・高可用システムを実現可能とのこと。なお、OSはRed Hat Enterprise Linux AS 3 for ItaniumとWindows Server 2003,Enterprise Edition(64ビット版)に対応する。
PRIMERGY TX200FTは、2台のサーバーをソフトウェアで1台に仮想化し、構成を二重化した高信頼性サーバー。今回より、Windows 2000 Advanced Serverに加え、Windows Server 2003,Enterprise Editionに対応した。また従来より大容量の146.8GB HDDも利用できるようになり、最大容量が734GBまで拡張可能となっている。価格は、Xeon 2.40B GHz×1、メモリ512MB、36GB HDD×3(RAID 5構成)の最小構成で175万円から。
加えて今回は、8Wayラックマウント型サーバーのPRIMERGY RX800には、Xeon MP 3GHzを搭載した新モデルが、また1Wayラックマウント型サーバーのPRIMERGY RX100には、Celeron 2.60GHzを搭載したモデルがそれぞれ追加された。価格はそれぞれ、491万8000円から、12万円から。
■ URL
富士通株式会社
http://jp.fujitsu.com/
プレスリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2004/07/5.html
( 石井 一志 )
2004/07/05 14:05
|