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三菱、EM64T対応Xeonを搭載したIAサーバー4モデル


三菱サーバコンピュータFT8600シリーズ モデル220Rb
 三菱電機株式会社は、IAサーバー「三菱サーバコンピュータFT8600シリーズ」のラインアップに、EM64T対応Xeonを搭載したモデルを追加し、8月5日から販売開始する。今回新たに提供されるのは、2Wayラックマウント型「220Rb」「210Rb」と、2Wayタワー型「200Lb」「200Eb」で、8月31日より順次出荷となる予定。なお、これらの製造、販売、保守は、三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社が担当する。

 220Rbは2Uサイズ、210Rbは1Uサイズのラックマウントサーバーで、ともにEM64T対応Xeon 3D/3.20D/3.40GHzを最大2基まで、メモリを最大12GBまで搭載可能。HDDは、SCSIモデルのみ用意されている220Rbで、Ultra 320 SCSI HDDを最大879GB(146.5GB×6)まで、Ultra 320 SCSI/シリアルATAの両モデルが用意されている210Rbでは、それぞれ439.5GB(146.5GB×3)、500GB(250GB×2)まで拡張できる。価格は、220Rbが393,750円から、210Rbが324,450円から。

 200Lbと200Ebは、ミッドレンジを対象にした2Wayタワー型サーバー。EM64T対応Xeon 3D/3.40GHzを最大2基まで搭載できるほか、それぞれ最大16GB、8GBまでメモリを搭載できる。HDDは、200LbではUltra 320 SCSI HDDを最大1318.5GB(146.5GB×9)まで、200EbではUltra 320 SCSI HDDを最大879GB(146.5GB×6)まで、もしくはシリアルATA HDDを最大1000GB(250GB×4)まで、本体内に格納できる。価格は、200Lbが268,000円から、200Ebが220,500円から。

 200Ebを除いた各モデルは標準でRAID 0/1へ対応するほか、全モデルともHDDのホットスワップ機能を備える。また、200Eb以外の各モデルは、ホットスワップ可能な冗長電源、冗長ファンの装備が可能となっており、信頼性が向上した。

 OSは各モデル共通で、Windows Server 2003/2000 Server(すべて32ビット版)に対応。同OSをプリンストールした製品もあわせて提供する。



URL
  三菱電機株式会社
  http://www.mitsubishielectric.co.jp/
  三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社
  http://www.mdit.co.jp/


( 石井 一志 )
2004/08/04 15:56

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