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沖電気、EM64T対応Xeon搭載サーバーを発売


if Server DL380 Generation 4
 沖電気工業株式会社は8月11日、IAサーバー「if Serverシリーズ」のローエンドクラスに、EM64T対応のXeonを搭載する新モデル「if Server ML350 Generation 4(以下、ML350)」5モデルと「if Server ML370 Generation 4(以下、ML370)」2モデル、「if Server DL360 Generation 4(以下、DL360)」4モデル、「if Server DL380 Generation 4(以下、DL380)」4モデルを発表、販売を開始した。出荷は9月上旬より。

 ML350は、Xeon 3.0/3.20GHzを搭載するタワー型2Wayサーバー。メモリはPC2700 DDR SDRAM(333MHz)を採用。また、内蔵デュアルチャネルUltra320 SCSIアダプタを装備し、内蔵ハードディスクのパフォーマンスを向上しているほか、ノンホットプラグSCSIモデルも用意されている。価格は21万円から。

 ML370は、Xeon 3.40GHzを搭載するタワー型2Wayサーバー。メモリは2Wayインターリーブ対応PC2-3200 DDR2 SDRAM(400MHz)を採用するほか、障害の発生したメモリの内容をスペアメモリにコピーして障害の発生したメモリを非アクティブにする「オンラインスペアメモリ機能」をサポートし、ダウンタイムを最小化することができる。また、サーバーの障害時にもネットワーク経由で操作できる内蔵Lights-Outを標準装備する。価格は37万8000円から。

 DL360は、Xeon 3.0/3.40GHzを搭載する1Uラックマウント型2Wayサーバー。メモリはPC2700 DDR SDRAM(333MHz)を採用、サーバの障害時にもネットワーク経由で操作できる内蔵Lights-Outを標準装備する。ストレージにSmartアレイ 6iコントローラを標準装備し高いパフォーマンスを持つSCSI対応モデルと、コストパフォーマンスに優れるSerial ATAに対応したモデルが用意される。価格は28万3500円から。

 DL380は、Xeon 3.40/3.60GHzを搭載する2Uラックマウント型2Wayサーバー。メモリは2Wayインターリーブ対応PC2-3200 DDR2 SDRAM(400MHz)を採用。サーバーの障害時にもネットワーク経由で操作できる内蔵Lights-Outを標準装備する。また、最大6基のHDDを内蔵可能で、全体を1チャネルのSCSIに接続することや、2基と4基の2チャネルのSCSIに分けて接続することなどが可能。価格は44万1000円から。

 同社では、ML350を小中規模ユーザーのメールサーバーやグループウェアサーバー、部門サーバーとして、ML370・DL360・DL380をハイエンド・アプリケーションサーバー、Webホスティングやターミナルサービス用サーバーとして提供するという。またif Serverシリーズ全体で年間5,000台の販売を目標としている。



URL
  沖電気工業株式会社
  http://www.oki.com/jp/
  ニュースリリース
  http://www.oki.com/jp/Home/JIS/New/OKI-News/2004/08/z04053.html

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( 朝夷 剛士 )
2004/08/11 12:18

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