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富士ゼロックス、エンジニアリング市場向けのA0対応複合機
DocuWide 2051シリーズ
富士ゼロックス株式会社は、建設業/製造業などにおける図面コピーや紙図面電子化、幅広用紙出力に対応した複合機「DocuWide 2050シリーズ」の機能を強化し、「DocuWide 2051シリーズ」として8月20日より発売する。同シリーズには、コピー/スキャナ/プロッタの各機能を持つ「DocuWide 2051MF」、コピーのみ対応の単機能型「DocuWide 2051EC」、A1サイズ対応プロッタ「DocuWide 2051」の卓上型3製品と、DocuWide 2051MFと同等の機能を持つ床上タイプの複合機「DocuWide 2051MF-RT」がラインアップされた。
プロッタ機能を備える3製品では、最大A1サイズのCADデータや文書データを、400×400dpiの解像度で5枚/分の出力が可能。インターフェイスは、RS232Cと100Base-TXポートを標準で装備するほか、オプションでパラレルポートの増設もできる。また、マルチフォーマット/マルチインターフェイス対応によって、複数システムで1台を共有することも可能という。
コピー機能はA0サイズまでの入力に対応し、A1サイズの場合は5枚/分の出力が可能。操作パネルから、倍率設定や用紙カット、濃度調整、自動地肌調整などの各種機能を設定できる。
DocuWide 2051MF/2051MF-RTのスキャナ機能では、最大で914ミリメートル×5メートルまでの原稿を、256階調、400×400dpiの解像度で読み取り可能。Windows PCとのSCSI接続でTWAIN対応アプリケーションにスキャンデータを取り込んで編集できることに加え、同社のDocuWorks 5.0との連携により、電子化による図面データの一元管理に効果を発揮できるという。
トレイは、DocuWide 2051MF-RTでは、手差しトレイと1段ロール、A3/A4トレイを標準で持つ。卓上タイプ3機種では、1段ロールと手差しを備え、オプションで1段ロール、A3/A4の各トレイを増設可能。
価格は、DocuWide 2051ECが158万円(税別)から、DocuWide 2051MF-RTが242万8000円(同)から。
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URL
富士ゼロックス株式会社
http://www.fujixerox.co.jp/
プレスリリース
http://www.fujixerox.co.jp/release/2004/0819_dw_2051.html
( 石井 一志 )
2004/08/20 16:47
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