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リコー、10秒でスリープモードから復帰できる高速デジタル複合機
imagio Neo 752 ec モデル75
株式会社リコーは、ネットワークスキャナ/プリンタ/コピーの3機能を備えたデジタル複合機「imagio Neo 602 ec モデル75」と「imagio Neo 752 ec モデル75」を、9月10日より販売開始する。価格は、それぞれ285万円(税別)、340万円(同)。同社では月間50台の販売を見込んでいる。
imagio Neo 602 ec モデル75は60枚/分、imagio Neo 752 ec モデル75は75枚/分の出力が可能なデジタル複合機で、前者は約52%、後者は43%、従来製品よりも電力消費量を削減した。また、蓄電デバイス「キャパシタ」を活用することにより、高速機ではじめて、スリープモードからの復帰時間を10秒に短縮できたという。さらに、鉛、PVC、六価クロムなどの特定化学物質を大幅に削減し、環境に対する影響にも配慮したとのこと。
セキュリティ面では、プリントアウトされたドキュメントのセキュリティを確保するための、「不正コピーガード機能」を装備。印刷した文書に地紋を埋め込むことで、けん制文字が浮き上がってコピーされる、特定の同社製品での複写時にコピー画像が破壊される、など正常にコピーが行えない仕組みを用意し、情報漏えいを抑制する。また、両製品のHDDに残ったデータを上書き消去するためのオプションも用意した。
加えて、SSLを利用した暗号化通信により、クライアントPCとプリンタ間の通信を保護するセキュリティ印刷機能、ドキュメントボックスに蓄積された文書をパスワードで保護する機能なども備えている。
インターフェイスは、100Base-TXポート×1とパラレルポート×1を標準で持つほか、オプションでIEEE 802.11b準拠の無線LAN、IEEE 1394/IP over 1394、USB 2.0などに対応する。
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URL
株式会社リコー
http://www.ricoh.co.jp/
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( 石井 一志 )
2004/08/24 14:54
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