日本ユニシス株式会社は9月1日、マルチCPUのIAサーバー「Unisys Enterprise Server ES7000/500」シリーズにおいて、Xeon MP 3.0GHz/2.2GHzを搭載する「同ES7000/550」、「同ES7000/540」、「同ES7000/520」と、大規模ストレージ統合向けディスクアレイ・サブシステム「SANARENA1585」の販売を開始した。
新製品はES7000/550とES7000/540が独立筐体で最大32CPU、ES7000/520がラックマウントタイプで最大16CPU搭載可能なIAサーバー。OSはWindows Server 2003を搭載。クロスバースイッチと4次レベルキャシュにより搭載CPUの能力を最大限に引き出すことができるとしており、従来製品と比較して価格性能比が最大39%向上したという。
また、パーティショニング機能により「ES7000/550」は最大8パーティション、「ES7000/540」は最大4パーティション、「ES7000/520」は最大2パーティションまでシステム分割でき、パーティションごとに独立したOSを並行稼動させ、適時システム構成を柔軟に変更することも可能。さらに独自のサーバー管理ソフトウェア「サーバ ナビゲーション・ツール」と、統合通報システム「IMSS(Integrated Maintenance Service System)」を標準装備する。