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LinuxとIAサーバーを用いた業界初の通信事業者向けメールソリューション
オープンウェーブシステムズ株式会社(以下、オープンウェーブ)と日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は9月3日、通信事業者向けに「Linux版E-メール・ソリューション」を販売すると発表した。
今回発表されたソリューションは、日本IBMのLinuxが稼動するIAサーバー「IBM eServer xSeries」とオープンウェーブの大容量メッセージング・ソフトウェア「Openwave Email Mx」および迷惑メール対策ソフトウェア「Openwave EdgeGx」を組み合わせたものの2種類。
「Openwave Email Mx/Linux」Linux版メッセージングプラットフォームは、大容量メール向けに設計されたOpenwave Email Mx/Linuxをもちいたもので、12月の発売を予定している。「Openwave EdgeGx/Linux」Linux版迷惑メール対策プラットフォームは、トラフィック流量と学習能力付きコンテンツ解析の組み合わせにより、高い検知率を実現するOpenwave EdgeGx/Linuxをもちいたもので、9月末の発売を予定している。
両社によると、Linuxを採用した同ソリューションは、従来のUNIX版と比べシステム構築費用を最大半分に、運用・管理費用を含めたTCOを大幅に削減できるとしている。
同ソリューションは、大手通信サービス事業者を対象にオープンウェーブが販売を行い、日本IBMは大容量メールサーバーをもつ約1万人以上の社員のいる大企業を対象に販売を行う。また、両社は販売開始に先がけて、オープンウェーブ社内にソリューションの開発やパフォーマンスを検証する「オープンウェーブ/日本IBMメッセージング・ラボ・ジャパン」を設置し、各種コンサルティング活動の拠点として活動を開始している。
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URL
オープンウェーブシステムズ株式会社
http://japan.openwave.com/
日本アイ・ビー・エム株式会社
http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース
http://www-6.ibm.com/jp/NewsDB.nsf/2004/09031
( 福浦 一広 )
2004/09/03 12:49
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