アイオメガ株式会社は9月30日、サーバーのバックアップ用途に適したリムーバブルHDD「Iomega REV SCSI 35GB/90GBドライブ」を、同日より出荷開始すると発表した。製品には内蔵タイプと外付けタイプが用意されており、アイオメガダイレクトでの価格はそれぞれ54,800円、60,200円、メディアが1枚7,980円。
REVドライブとは、メディア1枚あたり最大35GB(同梱ソフトウェアで圧縮を行った場合は90GB)の容量を持つリムーバブルHDD。これまではUSB 2.0/IEEE 1394接続の製品が提供されていたが、今回は新たにSCSI接続の製品を提供する。
REVドライブでは、100万回以上の読み書きが可能なほか、テープドライブの約8倍のスピードでバックアップ/リストアが行えるという。また、エラー訂正機能や自動ヘッドクリーニング機能などによって、内蔵型HDDよりも高い信頼性を実現したとのことで、同社では「サーバーで利用しているテープドライブ装置の置き換えに最適」としている。
対応OSは、Windows XP/2000(SP 3/SP 4)/Server 2003で、バックアップソフトとして、サーバー向け「Yosemite TapeWare for REV Drive」とクライアント向け「Iomega Automatic Backup Pro Version 3」が標準で付属する。
SCSIインターフェイスは、内蔵タイプでは68ピンHDコネクタ×1、外付けタイプでは68ピンVHDCIコネクタ×2を持つ。最大データ転送レートは25MB/sec、平均シークタイムは13ms、ディスク回転数は4,200rpm。
■ URL
アイオメガ株式会社
http://www.iomega.com/jp/
( 石井 一志 )
2004/09/30 12:01
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