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富士通、最大1万人の指紋認証データを管理する「セキュアログインボックス」


セキュアログインボックス
 富士通株式会社は10月20日、指紋認証データを一括管理する専用管理装置「セキュアログインボックス」の販売を開始した。

 今回発表されたのは、指紋認証によるパソコンやサーバー、基幹系システムへのログインシステムを構築するバイオ認証システム。指紋センサーで読み取ったユーザーの指紋データを一括管理し、ID/パスワードにかわるログインシステムを短期間、低コストで構築できるのが特長。

 スタンダード機「FMSE-C201」は、対応ユーザー数1000人と従来機の2倍の登録が、上位機の「FMSE-C251」では2500人の登録が可能。どちらも最大4台まで連携可能なため、「FMSE-C251」を利用した場合、最大10000人までのユーザーを登録できる。

 対応クライアントは、Windows 98 SE/Me/2000/XP。そのほか、指紋認証装置が別途必要となっている。

 価格は、「FMSE-C201」が29万2000円(税別)、「FMSE-C251」が54万8000円(税別)。出荷開始はそれぞれ11月末。同社では、今後1年間で合計2000台の販売を予定している。



URL
  富士通株式会社
  http://www.fujitsu.com/jp/
  プレスリリース
  http://pr.fujitsu.com/jp/news/2004/10/20.html


( 福浦 一広 )
2004/10/20 11:56

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