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iStorage NS440
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日本電気株式会社は10月21日、NAS(Network Attached Storage)製品「iStorage NSシリーズ」の中上位モデルを発表した。今回発表されたのは、中規模オフィス向けの「iStorage NS440」と大規模オフィス向けの「iStorage NS520G」の2製品。
iStorage NS440は、CPUにXeon 3.60GHz、OSはWindows Storage Server 2003を搭載。また、安価なシリアルATAディスクアレイ装置と組み合わせることで、従来比最大3倍の32.5TBの容量に対応している。
価格は、Xeon 3.60GHz×1、1GBメモリ、73.2GB HDD×2のモデルで72万円(税別)。同社では、中規模オフィスにおける複数の部門ファイルサーバーの統合や他のサーバーをネットワーク経由でバックアップを行うバックアップサーバー用途に最適としている。
iStorage NS520Gは、CPUにXeon 3.60GHzを標準で2基搭載。また、FibreChannelコントローラを2基装備しており、同社のディスクアレイ装置「iStorage Sシリーズ」との接続が容易になっている。そのほか、最大8台までのクラスタ構成を実現するソフト「iStorage NS520G専用クラスタキット」を用意しており、「iStorage Sシリーズ」と組み合わせることで、障害発生時にも継続運用できる高信頼性システムの構築が可能。価格は、Xeon 3.60GHz×2、2GBメモリ、73.2GB HDD×2のモデルで248万円(税別)。
あわせて既存の省スペーススリムタワーモデル「NS23P」のCPUを強化したモデルも発表されている。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0410/2102.html
( 福浦 一広 )
2004/10/21 11:59
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