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CTC、米Azul開発のJavaデータ処理専用アプライアンスを国内販売


 伊藤忠テクノサイエンス株式会社(以下、CTC)は、米Azul Systems開発のネットワークアタッチドプロセッシング装置「アズール・システムズ・コンピュート・アプライアンス」を、データセンターや大規模Web環境を運用する企業向けに10月28日より提供する。

 アズール・システムズ・コンピュート・アプライアンスは、独自のプロキシ技術により、複数アプリケーションサーバーのJava VM処理を代行するアプライアンス。複数のWebシステムが混在する環境などで、J2EEアプリケーションのトランザクション処理のみをイーサネット経由で切り出し、システム全体の負荷を軽減できる。

 搭載するCPUはJava処理に特化されており、米Azulが独自に開発している。1CPU内に24のコアが搭載され、これを筐体内に最大16個まで搭載できる。ポリシーベースの管理ツールにより、このCPUリソースを複数のWebアプリケーションに対して配分できる。

 CTCでは、システム増強にかかるコストを最小限に抑えられるとしており、米ベンチャのAzulに対する戦略的投資もあわせて実施している。



URL
  伊藤忠テクノサイエンス株式会社
  http://www.ctc-g.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.ctc-g.co.jp/new_htm/out_n2004_10/20041028_oy3.html
  米Azul Systems
  http://www.azulsystems.com/

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( 岩崎 宰守 )
2004/10/28 17:32

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