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日本ユニシス、新Itanium 2搭載の32Wayサーバーなど4機種
日本ユニシス株式会社は、新たに発表されたItanium 2 1.6GHz 9/6MB L3キャッシュを搭載する「Unisys Enterprise Server ES7000」シリーズの新製品「ES7000/400シリーズ」4機種を11月9日より発売、2005年1月下旬より順次出荷する。
ES7000は、Windows 2000 Datacenter Server機能により99.99%以上の高可用性を実現したミッションクリティカルシステム向けのハイエンドサーバー。金融機関の基幹システムへの採用例もある。
今回発表されたのは、新たに9MBのL3キャッシュを搭載したItanium 2 1.6GHz、同じく6MB L3キャッシュのItanium 2 1.6GHzのいずれかを最大で32基、メモリを最大512GB搭載できる「ES7000/440」、16CPU×2パーティションで最大256GBメモリの「ES7000/430」、16CPUで最大256GBメモリの「ES7000/420」、8CPUで最大128GBメモリの「ES7000/410」の4機種。価格はES7000/410の最小構成で1365万円からとなる。
ES7000/400シリーズには、CPUやメモリの間でのデータ経路を選択する内部通信機構として高速なクロスバースイッチを採用し、CPUの能力を最大限に引き出すとしている。またシステムを4つにまで分割できるパーティショニング機能により、複数OSの並行稼動も可能だ。
ハードウェア・OSを集中管理できるサーバー管理ソフトウェア「サーバ ナビゲーション・ツール」と、サーバー本体とディスクサブシステムを監視できる統合通報システム「IMSS(Integrated Maintenance Service System)」も標準で装備している。これにより管理負荷を軽減できるという。
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URL
日本ユニシス株式会社
http://www.unisys.co.jp/
ニュースリリース
http://www.unisys.co.jp/news/NR_041109_es7000.html
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( 岩崎 宰守 )
2004/11/09 18:49
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