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コニカミノルタ、SOHO/SMB向けの低価格カラーレーザープリンタなど


 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社(以下、コニカミノルタ)は11月15日、A4レーザープリンタ4製品を発表した。今回発表されたのは、A4対応カラーレーザープリンタ「magicolor 5430DL」「同 2400W」「同 2430DL」と、A4対応モノクロレーザープリンタ「PagePro 1350W」で、同社では「各製品ともSOHO/SMBを主なターゲットとして想定した」としている。


magicolor 5430DL magicolor 2400W PagePro 1350W

 このうちmagicolor 5430DLは、タンデムエンジンを搭載したカラーレーザー。同エンジンでは1回の処理で4色分の印刷を1度に行うため、モノクロ、カラーともに20枚/分と、高速な処理を可能にした。インターフェイスは、USB 2.0(Hi-Speed)×1と100BASE-TX/10BASE-T×1を標準で持ち、Windows XP/2000/NT 4.0/Me/98 SE/Server 2003の各OSのほか、Mac OS X v10.2以降にも対応。Linuxも将来サポートする予定という。解像度は2400×600dpi、給紙容量は、標準で250枚、最大で1250枚。

 magicolor 2400W/2430DLは、4サイクルエンジンを搭載したカラーレーザー。光学系ユニットを従来製品と比べて1/4のサイズに縮小したことなどにより、「世界最小・最軽量」(同社)を実現したという。印刷速度は、カラー5枚/分、モノクロ20枚/分。

 インターフェイスとしては、ともにUSB 2.0(Hi-Speed)×1を持つほか、2430DLは100BASE-TX/10BASE-T×1、PictBridge対応デジタルカメラ接続ポート×1を標準で備える。対応OSは、2400WがWindows XP/2000/Me/98 SE、2430DLはそれに加えてWindows Server 2003/NT 4.0、Mac OS X v10.2、Linux(予定)。解像度はともに2400×600dpi、最大給紙用量はそれぞれ200枚、700枚。

 一方、モノクロレーザーのPagePro 1350Wは、20枚/分の印刷性能を備え、1200×1200dpiの解像度を持つ。給紙容量は最大/標準とも150枚で、インターフェイスはUSB 1.1×1と、パラレル×1。

 価格は、5430DLが178,000円(税別、以下同じ)、2400Wが79,800円、2430DLが99,800円、1350Wが39,800円。11月15日の5430DLを皮切りに、順次販売が開始される。



URL
  コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社
  http://konicaminolta.jp/about/group/bt/
  製品情報(レーザープリンタ)
  http://konicaminolta.jp/products/business/printers/laser/index.html#newProduct
  プレスリリース(magicolor 5430DL)
  http://konicaminolta.jp/about/release/kmhd/2004/1115_05_01.html
  プレスリリース(magicolor 2400W/2430DL)
  http://konicaminolta.jp/about/release/kmhd/2004/1115_04_01.html
  プレスリリース(PagePro 1350W)
  http://konicaminolta.jp/about/release/kmhd/2004/1115_03_01.html


( 石井 一志 )
2004/11/15 18:20

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