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AR3000シリーズ
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株式会社PFUは11月15日、CPUにPentium Mを採用したエンベデッド(組込み用)コンピュータの新商品「AR3000シリーズ」3モデルを発売した。出荷は12月20日から。
AR3000シリーズは、さまざまなI/Oインターフェイスと拡張スロットを装備し、低消費電力のPentium M、またはCeleron Mを搭載することで省スペース・低騒音化された組込み用コンピュータ。
同社の開発製造サービス「ProDeS」にてユーザーの要望に応じたカスタマイズが可能で、産業・計測・制御機器をはじめ、ネットワークアプライアンス装置、セットトップボックス、DTM(デスクトップミュージック)機器などの分野で利用できるという。
搭載するインターフェイスは、着脱式のHDD(またはコンパクトフラッシュディスク) スロット×2、CRTとDVI-D各2ポート、Ethernet×2ポート、PCIスロット×1、IEEE1394×2ポート、USB 2.0×6ポート、オーディオ(LINE-IN/OUT、MIC)など。筐体は432×200×44mm(W×D×H)の1Uラックマウントサイズ。
サンプル価格は、Pentium M 745(1.8GHz)搭載の「PD-AR3H745」が26万7000円、Pentium M 1.6GHz搭載の「PD-AR3H16G」が23万5000円、Celeron M 320(1.3GHz)搭載の「PD-AR3H320」が19万8000円。なお、メモリ・HDDはBTOオプションで、OSは別売。
同社ではAR3000シリーズ全体で今後3年間で5万台の販売を予定している。
■ URL
株式会社PFU
http://www.pfu.fujitsu.com/
プレスリリース
http://www.pfu.fujitsu.com/topics/new041115.html
( 朝夷 剛士 )
2004/11/15 18:11
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