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InfraStruXureマネージャ
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Switched Rack Mount PDU
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株式会社エーピーシー・ジャパン(以下、APC)は11月17日、ネットワーク上のAPC製品を統合管理するためのアプライアンス「InfraStruXureマネージャ」と、リモートでのコンセント制御を可能にする管理機器「Switched Rack Mount PDU」を、同日より出荷開始すると発表した。それぞれの価格は、25万4100円(25ノード)から、10万3950円から。
InfraStruXure Managerは、1Uラックマウント型の管理アプライアンス。IPアドレスを持ったすべてのAPC製品、たとえばネットワーク対応のUPS(無停電電源装置)、ラックマウント型PDU(Power Distribution Unit、空調機器)、EMS(環境管理システム)などを、1つのコンソールで一括管理・制御できる。
ユーザーはこれを用いることで、UPSのバッテリ劣化状況に応じた適切な交換や、電源障害、機器故障といったステータスのリアルタイム把握による迅速な対応が行えるという。また、SNMPにも対応しており、ほかのベンダが提供するネットワーク管理ツールとの統合も可能とのこと。なお、1台の同製品につき、最大1000ノードを管理できる。
Switched Rack Mount PDUはラックに搭載するコンセントタップ。各コンセントのオン/オフや再起動をネットワーク経由で実施できるため、たとえばRAIDディスクを先に立ち上げてからサーバーを起動するなど、順序立てて電源の制御を行うことができるという。
さらに、使用電流値の合計を表示するためのLEDディスプレイも備えられており、ラック単位で使用電流値の監視を行える。このため、管理者はクランプメーターなどの機器を利用しなくとも、容易に状況を把握できる。
■ URL
株式会社エーピーシー・ジャパン
http://www.apc.com/jp/
プレスリリース
http://www.apc.com/solutions/display.cfm?id=40F5A5E0-5056-9170-D31FE3A45C789144
( 石井 一志 )
2004/11/17 14:32
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