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iStorage S1800AT
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日本電気株式会社(以下、NEC)は11月24日、SAN対応ディスクアレイ「iStorage Sシリーズ」のラインアップに、SATA HDDを搭載した中型ディスクアレイ「iStorage S1800AT」(以下、S1800AT)を追加し、同日より販売開始すると発表した。価格は720万円(税別)からで、2005年1月31日より出荷開始となる予定。
S1800ATは、バックアップ/アーカイブ用途に適したディスクアレイ装置で、HDDにファイバチャネルと比べて安価なSATA HDDを採用し、低価格な大容量化を実現した。信頼性・可用性面では、同時に2台のHDDが故障してもデータが失われないRAID 6が構成可能なほか、データの保全性を向上させるチェックコード機能も備え、低価格ながらも高い性能を保持しているという。また、ディスク容量を効率的に活用するダイナミックプール機能によって、運用性も向上している。
製品は、3Uサイズのディスクアレイコントローラユニットと、同じく3Uサイズで、最大15台、2.7TBまでのHDDを格納できるディスクエンクロージャユニット(DEU)から構成されており、システム全体では最大16基のDEUを接続可能。NECのレプリケーションソフト「SystemGlobe RemoteDataReplication」をあわせて使用すれば、サーバーのCPUを使用しない、高速なバックアップ/アーカイブシステムを構築できる。
なおNECでは、12月1日から3日まで東京ビッグサイトで開催される「iEXPO2004」に、S1800ATを出展するとしている。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0411/2401.html
( 石井 一志 )
2004/11/24 12:39
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