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利用頻度や拡張子でデータの自動再配置を行う「ILMシステム」


 ソニーブロードバンドソリューション株式会社は、利用頻度などによりデータを最適なストレージに自動的に配置する「インフォメーション・ライフサイクル・マネージメントシステム(以下、ILMシステム)」を12月より発売する。

 ILMシステムは、蓄積されたデータを利用頻度やファイルの拡張子などを基準として自動的に最適なストレージに再配置することで利用効率を向上させ、システム全体のTCOを削減するというシステム。ソニー株式会社が階層型ストレージ管理技術(HSM)を応用して開発した「ハイブリッドネットワークファイルサーバー」と、株式会社アドテックスが販売するストレージ管理ソフトウェア「DataJockey(データジョッキー)」を組み合わて構築されている。

 具体的な機能としては、NASファイルサーバーにキャッシュサーバーとテープライブラリを統合した「ハイブリッドネットワークファイルサーバー」を採用することで効率的なデータ管理を実現し、従来難しかったアクセス効率のアップとコストパフォーマンスの両立を可能にするという。また、DataJockeyと組み合わせることでデータの価値に基づく分析を行い、最適なストレージに最適なデータを自動的に再配置する機能を搭載する。

 システム価格は同社が推奨する標準構成(データ容量3TB)で1051万円から。同社では初年度50セットの販売を見込んでいる。



URL
  ソニーブロードバンドソリューション株式会社
  http://www.sbsc.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.sbsc.co.jp/press/2004/press041124_ds_ilms.html


( 朝夷 剛士 )
2004/11/24 17:39

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