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カラーマルチライタ9900C
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日本電気株式会社は12月14日、高速カラー印刷が可能なA3対応カラーレーザープリンタ2製品を、2005年2月21日より出荷開始すると発表した。今回発表されたのは、最高31枚/分のカラー印刷に対応した「カラーマルチライタ9800C」と、最高35枚/分の「同9900C」で、価格はそれぞれ518,000円(税別)、618,000円(同)。
カラーマルチライタ9800C/9900Cは、最大A3サイズまでの印刷に対応したカラーレーザープリンタ。高速な新タンデムエンジンにより、両製品ともに最高30枚/分を超えるカラー印刷速度を達成するとともに、モノクロ印刷速度もそれぞれ最高40枚/分、45枚/分と高い速度を維持している。最大解像度は1200dpiで、改良された新トナー「EA-HGトナー」の採用などとあわせ、高画質出力を実現したという。
インターフェイスはパラレル、USB 2.0/1.1、100BASE-TX/10BASE-Tの各ポートを1基ずつ備え、両面印刷機能も標準で搭載する。給紙容量は標準660枚、最大3480枚で、カラーマルチライタシリーズではじめて、ステープル・パンチ穴開け・中とじなどを自動で行えるフィニッシャをオプションとして用意した。
また、印刷データを暗号化する「SSL暗号化通信」機能、内蔵HDD内に書き込まれた印刷データを上書き消去する機能など各種セキュリティ機能も内蔵しており、不正アクセスによる情報漏えいに備えている。
なお日本電気では、今後1年間で両製品合計1000台の販売を見込んでいる。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0412/1401.html
( 石井 一志 )
2004/12/14 14:46
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