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サン、シンクライアント管理ソフトと端末の新版 |
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シンクライアントは、クライアント端末にHDDを搭載せず、すべてのデータやアプリケーションをサーバー側に保管する仕組みで、従来のPCと比較して各端末のセキュリティや管理性の高いシステムが構築できるとされている。 Sun Ray Server Software 3は、各端末のデスクトップ画面表示の際にクライアント・サーバー間で発生する通信パケットの圧縮技術が従来バージョンより向上したため、インターネットなどの低速ネットワークを通じた利用が可能となった。これによりインターネットを介して自宅－会社間や本店－支店間などにおいても、性能を低下させることなくSun Rayを用いたシステムを構築することができるようになったという。対応OSはSolarisと、Linux。価格は1クライアントあたり15,000円（税別）。 Sun Ray 170は、17インチ（SXGA）液晶ディスプレイとの一体型モデル。VGA入出力端子を装備しているため、Sun Ray環境とPC環境を使い分けることができる。ユーザー識別用のスマートカードリーダー、USBポート×4、シリアルポート×2を搭載。またVESAマウントを装備し壁掛けで設置することも可能。価格は11万6000円（税別）。 なお、従来モデルの17インチCRT一体型の「Sun Ray 100」、15インチフラットモニタ一体型の「SunRay 150」は販売終了となり、端末はSun Ray 170と通常のPC用DVIモニターへの接続も可能な「Sun Ray 1g」の2機種となる。 ■ ＵＲＬ サン・マイクロシステムズ株式会社 http://jp.sun.com/ プレスリリース http://jp.sun.com/company/Press/release/2004/1214.html ■ 関連記事 ・ 米Sunマクニーリ氏「デリバーサービスは、IT業界の地形を大きく変える」（2004/12/10） ・ セキュアなクライアントとして再びSun RayをアピールするSun（2004/11/05）
（ 朝夷 剛士 ）
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