 |
 |
|
|
| 最新ニュース |
|
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||
|
日本HP、データ改ざん防止メディア対応など最新規格テープドライブ |
||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||
|
日本ヒューレット・パッカード株式会社（日本HP）は12月16日、ミドルレンジからハイエンド向け磁気テープストレージの最新規格「LTO Ultrium Generation 3（以下、Ultrium 3）」準拠のテープドライブ「HP StorageWorks Ultrium 960 テープドライブ（以下、Ultrium 960）」と、これに対応したバックアップ管理ソフトウェアの最新版「HP OpenView Storage Data Protector 5.5（以下、Data Protector 5.5）」を発売した。出荷開始はそれぞれ2005年1月中旬、12月下旬から。
Ultrium 3対応ドライブはIBMやCertanceからも発売されており、メディアやデータで互換性がある。米HPでテープドライブの開発を担当しているテーププロダクトマーケティング プロダクトマネージャのマイク・ユーエル氏は、現時点で競合する2社の製品と比較して、データ転送レート最適化技術やUltra 320 SCSI対応による高速転送や、WORMメディア対応などの優位性を挙げた。さらに同時発表のData Protector 5.5やTapeWareが同梱されていることから「ハードとソフトによる完全なバックアップソリューションが提供できる」と差別化要因を語った。 ハイエンド向けテープドライブにはLTO Ultriumのほかに、QuantumのDLT VSおよびSDLTや、ソニーのAITなどがあり、またローエンド向けにはDAT/DDSなど、それぞれ互換性のない規格が混在している。ユーエル氏はこれら競合規格の製品との比較を示し、オープン規格であることや転送速度、前世代メディアとの互換性、WORMサポートなどでLTO Ultrium規格のHP製品が優位であるとした。
製品は、外付け型の「Ultrium 960e（143万8500円）」と内蔵型の「Ultrium 960i（138万6000円）」、「3Uラック/Ultrium 960インストールモデル（143万8500円）」、HP-UXシステム向け「Ultrium 960アレイモジュール（264万6000円）」がラインアップされる。また、メディアは800GB RWタイプ（2万5200円）と、800GB WORMタイプ（2万7300円）が同時発売される。Data Protector 5.5の単品は12万3900円。 なお、Ultrium 3対応テープライブラリは、2005年の発売を予定しているとのこと。
LTO Ultriumは今後第6世代までのロードマップを公開しており、2010年ごろに登場が予定されている第6世代では1メディアあたりの容量は6.4TB、転送速度は540MB/sになるとしている。 ■ ＵＲＬ 日本ヒューレット・パッカード株式会社 http://www.hp.com/jp/ プレスリリース http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2005/fy05-016.html HP StorageWorks LTO Ultrium http://h50146.www5.hp.com/products/storage/ultrium/index.html ■ 関連記事 ・ 日本HP、サーバーとNASをシリーズ統合し販売強化（2004/11/18） ・ 日本HP、“省スペースを実現した”ハイエンドテープライブラリを発表（2004/02/26） ・ 日本HP、テープストレージのラインアップを強化（2003/11/20）
（ 朝夷 剛士 ）
|
