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リコー、ユーザー認証やSSL暗号化でセキュリティを強化したデジタル複合機2機種


オプションの給紙トレイを装着済みのimagio Neo 753
 株式会社リコーは、ユーザー認証やSSL暗号化でセキュリティを強化したデジタル複合機「imagio Neo 753/603シリーズ」の2機種5モデルを1月25日より発売する。価格はimagio Neo 753が278万円、同モデルTが288万円、同モデル75が298万円、imagio Neo 603が220万円、同モデル75が240万円となる。同社では月間1500台の販売を予定している。

 imagio Neo 753/603シリーズはimagio Neo 752/602シリーズの後継機種となる製品。ユーザー名とパスワードを用いたログイン認証により、コピーやスキャナーなどの機能ごとに利用制限を設定できる。認証ではActive DiectoryやLotus Notesとの連携も可能だ。

 また機器状態監視用のユーティリティソフト「Ridoc IO Admin」、「Web Image Monitor」との通信を暗号化できるほか、印刷時の通信もSSLで暗号化することで、通信経路も保護できる。

 このほか、プリントアウト時に特別な地紋を埋め込むことで、正常なコピーを不可能にするリコー独自の新技術「不正コピーガード機能」や、印刷ジョブごと、もしくは任意のタイミングで本体HDDの残存データを上書き消去できる「imagioセキュリティカード タイプD」などの機能にもオプションで対応する。

 毎分75枚印刷のimagio Neo 753シリーズは、リコー独自の省エネ技術「HYBRID QSU」を採用しており、エネルギー消費効率は117Wh/hとなっている。imagio Neo 603シリーズでは毎分60枚の印刷が可能で、エネルギー消費効率は57Wh/h。

 imagio Neo 753モデルTでは、標準であわせて4300枚の給紙が可能となっており、最大2200枚給紙となるほか4機種と同じく、さらにオプションで4000枚の給紙トレイと追加できる。imagio Neo 753/603モデル75では、不正コピーガード機能を標準搭載し、ほか3機種ではオプションとなるネットワーク経由でのスキャナ/プリンタ機能も標準で利用できる。



URL
  株式会社リコー
  http://www.ricoh.co.jp/


( 岩崎 宰守 )
2005/01/07 11:43

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