|
dynabook SS L10
|
株式会社東芝は、多重のデータ保護機能と耐衝撃構造を採用した企業向けモバイルノートPC2機種を1月19日から順次発売する。
今回発表されたのは12.1インチXGA液晶を搭載する2スピンドルの「dynabook SS M10(SS M10)」と、14.1インチXGA液晶を搭載する2スピンドルの「dynabook SS L10(SS L10)」。
両機種とも「3D加速度センサー」を内蔵し、落下などによる衝撃や振動を検出した場合にHDDのヘッドを待避させることができる。また、L10にはオプションのセカンドHDDをセットすることでミラーリング機能を利用でき、一方のHDDのデータが消失しても、もう一方のHDDからデータの復旧が可能となる。このほか防水性や耐衝撃性の高い筐体を採用するなど、多重のデータ保護対策がとられており、データ損失のリスクを低減させることができる。
また、PCの盗難などによる情報漏えいの防止機能として、HDDのパスワードロックや暗号化ソフトが付属するほか、SS L10にはセキュリティチップを搭載し、暗号鍵をCPUやHDDとは独立したチップ内に保持することでセキュリティを高めることが可能。
両機種ともBTOに対応する。SS M10の基本スペックは、CPUがPentium M 超低電圧版 733(1.10GHz)、メモリ256MB、HDD 40GB、DVD/CD-Rコンボドライブを搭載、OSはWindows XP Professional SP2またはWindows 2000 Professional SP4を選択できる。サイズは286×233×32.9mm(W×D×H)、重量は約1.65kg、標準バッテリーでの駆動時間は約6~7.5時間。価格は246,950円から。
SS L10は同日に発表されたPCI Express対応チップセット「Intel 915 Expressチップセットファミリ」を採用する。CPUにCentrino対応Pentium M 730(1.60GHz)、メモリ256MB、HDD 40GB、DVD/CD-Rコンボドライブを搭載、OSはWindows XP Professional SP2を採用。サイズは319×269×31.2mm(W×D×H)、重量は約2.0kg、標準バッテリーでの駆動時間は約3.7時間。価格は294,000円から。
■ URL
株式会社東芝
http://www.toshiba.co.jp/
dunabook.com ビジネスPC
http://dynabook.com/pc/business/
プレスリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2005_01/pr_j1901.htm
■ 関連記事
・ 東芝、A4ノートPCなど企業向けPCのラインアップを拡充(2004/01/22)
( 朝夷 剛士 )
2005/01/19 20:58
|