キヤノン株式会社は1月26日、企業からSOHO、個人までを対象とした低価格レーザープリンタ「Satera LASER BEAM PRINTER」として、A4カラー対応の「LBP-5200」と、A4モノクロ対応の「LBP-3210」、「LBP-3000」を発表した。
■ 実売7万円前後のA4カラーレーザープリンタ「LBP-5200」
|
LBP-5200
|
LBP-5200は、A4サイズに対応したカラーレーザープリンタ。従来機「LBP-2410」より標準価格を5万円引き下げ95,000円、予想実売価格70,000円前後と低価格化された。また、オプションであった本体下部の給紙カセット(250枚まで収容可能)を標準で搭載し、給紙トレイと合わせて最大375枚まで給紙が可能となっている。
プリント速度はA4カラーで4枚/分(ファーストプリント約26.8秒)、A4モノクロで19枚/分(ファーストプリント約17.6秒)。ウォームアップ時間がなくスリープ時からすぐに動作する(電源投入時からは120秒以下)。
最大解像度は9600dpi相当×600dpi。ランニングコストはA4 5%比率の出力時でカラーが15.2円、モノクロが3.1円。
インターフェイスは標準でUSB 2.0を搭載するほか、オプションで100Base-TX、およびIEEE 802.11b無線LANに対応する。対応OSはWindows XP/2000/Me/98、Mac OS 8.6以降、X(10.2.8以降)。本体寸法は482×451×376(W×D×H)mm。
同社では月1000台以上の販売を見込んでいる。
■ PIXUS譲りのデザインを採用したA4モノクロレーザープリンタ
LBP-3210とLBP-3000は、A4サイズ対応モノクロレーザープリンタ。価格はオープンプライスで、予想実売価格はLBP-3210が25,000円前後、LBP-3000が20,000円前後。
両製品の違いは、LBP-3210が本体下部に250枚まで収容できる給紙カセットを装備しているのに対し、LBP-3000は給紙トレイより150枚まで対応する。また、印刷速度がLBP-3210は20枚/分、LBP-3000は14枚/分(いずれもファーストプリント10秒以下)となる。
両製品ともウォームアップ時間がなく、電源投入時から10秒以下で動作する。解像度は2400dpi相当×600dpi。ランニングコストはA4出力時で3.9円。
インターフェイスは標準でUSB 2.0を搭載するほか、オプションで100Base-TX、およびIEEE 802.11b無線LANに対応する。対応OSはWindows XP/2000/Me/98、Mac OS 8.6以降、X(10.2.8以降)。本体寸法はLBP-3210が367×376.3×245(W×D×H)mm、LBP-3000が369.8×250.5×216.7(W×D×H)mm。
同社ではLBP-3210で月1000台、LBP-3000で月2000台以上の販売を見込んでいる。
同社では、デザインにおいて好評を博した個人向けインクジェットプリンタ「PIXUS」と同様に、レーザープリンタにおいてもデザインを重視しPIXUSのチームと連携して開発したという。
|
|
|
LBP-3210
|
LBP-3000
|
LBP-3000の給紙・排紙トレイを開けたところ
|
■ URL
キヤノン株式会社
http://canon.jp/
プレスリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2005-01/pr-lbp3000.html
■ 関連記事
・ キヤノン、大判インクジェットプリンタの新製品を発表「トップシェア狙う」(2005/01/24)
・ キヤノン、A3モノクロレーザープリンタ2機種を発売(2004/01/26)
( 朝夷 剛士 )
2005/01/26 13:01
|