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デル、915PM Expressを採用したモバイルワークステーション2機種


 デル株式会社は、ワークステーション「Dell Precision Workstation」シリーズとして、インテル915PM ExpressチップセットとPentium Mを搭載した「Dell Precision Workstation M20」を2月2日より、「同M70」を2月15日より発売する。

 Dell Precision Workstation M70/M20は、533MHz DDR2 SDRAMデュアルチャネルとPCI Express x16に対応する915PM Expressチップセットを採用したワークステーション。CPUには2MB L2キャッシュを搭載し、FSB 533MHzのPentium M 730(1.60GHz)/750(1.86GHz)/760(2GHz)/770(2.13GHz)を、メモリは256MB~2GBを搭載する。またIEEE 802.11b/g対応のインテル PRO/Wireless 2200BGも標準搭載し、オプションでIEEE 802.1 a/b/g対応インテル PRO/Wireless 2915ABGも選択できる。

 M70は、ディスプレイとして15.4インチに1,920×1,200ドット表示可能なWUXGAワイド液晶を採用するモデル。グラフィックはNVIDIA Quadro FX Go 1400 256MB DDR-SDRAMを搭載する。幅361.2mm×奥行き260.4mm×高さ42.4mm、重量は3.04kg。9セルバッテリも内蔵する。

 M20は、ディスプレイとして14.1型SXGA+(1,400×1,050ドット)液晶を採用するモデル。グラフィックはATI Mobility FireGL V3100 64MB DDR-SDRAMを搭載する。サイズは幅312mm×奥行き262mm×高さ34mm、重量は2.2kg。6セルバッテリも内蔵する。

 両製品とも、HDDは7200回転の60GB HDDもしくは5400回転の60/80GB HDDをBTOで選択可能。光学ドライブは24倍速CD-ROMドライブが標準で、DVD/CD-RWコンボドライブ、DVD+/-RWドライブのほか、FDDや40GBのセカンドHDDも選択できる。セキュリティ機能としては、スマートカードリーダ、セキュリティロックスロットを備え、TPM Ver.1.1b互換のDellセキュリティチップも内蔵する。

 いずれの製品も、動画表示速度、輝度、コントラスト比、視野角を向上するデル UltraSharpに標準で対応し、56Kbps V.92モデムやGigabit Ethernetも備える。そのほかのインターフェイスは、PCMCIA Type I/ II×1、シリアル、パラレル(M20のみ)、外部ディスプレイ、IrDA、S-Video出力、ヘッドフォン出力、マイク入力、RJ11、RJ45×1、USB 2.0×4。

 M70の価格は、Pentium M 760、512MB×2メモリ、5,400回転60GB HDD、DVD/CD-RWコンボドライブ、インテル PRO/Wireless 2915ABGの構成で361,200円。M20は同様の構成で307,650円となる。


Dell Precision Workstation M20 Dell Precision Workstation M70


URL
  デル株式会社
  http://www.dell.com/jp/
  プレスリリース
  http://www1.jp.dell.com/content/topics/segtopic.aspx/pressoffice/2005/050202b?c=jp&l=jp
  Dell Precision Workstation
  http://www1.jp.dell.com/content/products/compare.aspx?c=jp&id=precn_m&l=jp&s=soho


( 岩崎 宰守 )
2005/02/02 13:10

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