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日本HP、HPC向けLinuxクラスタシステムにOpteronなどを採用
日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は2月14日、HPC(High Performance Computing)用途のLinuxクラスタシステムを構築するパッケージ「HP XCクラスタ」の新バージョンと、Linuxクラスタシステム向けファイルサーバーの新製品「HP StorageWorks Scalable File Share(以下、SFS)」の販売を開始した。
HP XCクラスタは、ハードウェアプラットフォーム(サーバーやインタコネクトなど)、Linux OS、オープンソースソフトウェア、市販ソフトウェア、および日本HPの開発ソフトウェアで構成される統合クラスタシステム。クラスタの構築から保守・サービスまでを一括で提供する。
従来、Itanium 2を搭載した製品を販売していたが、新たにXeon、およびOpteron搭載製品を追加し、主に低価格帯のラインアップを拡充する。また、サーバー向け高速通信インターフェイス技術「InfiniBand」に新たに対応する。
価格はOpteronを搭載する5ノード、10CPUの最小構成例で816万5850円。
SFSは、Linuxクラスタシステム向けのファイルサーバーシステム。ノード数に応じたI/Oバンド幅をスケーラブルに確保できることによって高いパフォーマンスを維持し、アクセス集中によるパフォーマンス低下などを防ぐ。
価格は、SFS20(RAID5、ユーザー容量3TB)の構成例で、1583万6100円。
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URL
日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/jp/
プレスリリース
http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2005/fy05-044.html
製品情報
http://www.hp.com/jp/hpc/
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( 朝夷 剛士 )
2005/02/14 12:12
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