日本電気株式会社(NEC)は2月17日、Itanium 2を搭載するハイエンドサーバー「NX7700iシリーズ」に、2月15日(米国時間)に発表された「Red Hat Enterprise Linux v.4」、および障害サポートサービスをセットにした「Linux拡張サービスセット(NX7700i用)」の販売を開始した。出荷開始は4月8日の予定。
今回の新製品は、NX7700iシリーズにおいてOSにRed Hat Enterprise Linux v.4を利用する際に、障害発生時のダンプ解析・問題解決やアップデートモジュールの提供などを行うサポートサービスをセット化して提供し、Linuxを用いた基幹業務システムの構築を容易とするもの。
また、基幹業務システム対応の強化として、サーバー構成管理ソフトウェア「SystemGlobe GlobalMaster」、クラスタリングソフトウェア「CLUSTERPRO」、データベースとして「Oracle Database 10g」などのミドルウェア製品のRed Hat Enterprise Linux v.4への対応を、2005年度第1四半期をめどに順次進めていくとしている。