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日本IBM、ILM実現に向けたストレージ関連4製品


 日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は、ILM(情報ライフサイクル管理)向けのストレージ関連4製品を、2月25日より順次出荷開始すると発表した。

 まず日本IBMでは、同社のLTO(Linear Tape Open)磁気テープドライブの全製品を、80Mbps(非圧縮時)の最大データ転送速度を実現した新規格、LTO3に対応させる。価格は191万4000円(税別)から。

 また、ミッドレンジのディスクストレージシステム「IBM TotalStorage DS4000シリーズ」において、146GB/(15000rpm)ならびに300GB(10000rpm)のFC(ファイバチャネル) HDDを利用できるようにした。価格は48万9000円(税別)から。

 加えて、ストレージ仮想化ソフトの新版「IBM TotalStorage SAN ボリューム・コントローラー バージョン2.1」を発表した。この新版では、異種ディスクアレイ間のデータ移行を簡素化する「SAN ボリューム・コントローラー・マイグレーション」機能を新たにサポートしたほか、従来よりも多様なシステム環境の管理に対応したという。価格は、857万2000円(税別)より。

 最後の1つは、SANファイルシステムの新版「TotalStorage SAN ファイル・システム バージョン2.2.1」。Windowsクライアント向けのMicrosoftクラスタリング機能と、簡単な管理・認証機能を備えている。価格はサーバー向けの場合で188万円(税別)/CPU。



URL
  日本アイ・ビー・エム株式会社
  http://www.ibm.com/jp/
  ニュースリリース
  http://www-6.ibm.com/jp/NewsDB.nsf/2005/02232

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( 石井 一志 )
2005/02/25 15:23

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