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三菱電機、不正データ持ち出し防止機能を搭載したB5ノートPC


apricot AL B2シリーズ(指紋照合装置はオプション)
 三菱電機株式会社は、「三菱パーソナルコンピュータapricotモバイルノート」の新モデル「apricot AL B2シリーズ」を3月14日から発売する。価格は208,950円から。

 今回発表されたのは、不正データ持ち出し防止機能などを搭載したB5サイズの薄型軽量ノートPC。CPUにPentium M 超低電圧版733J(1.10GHz)を採用することで、標準バッテリで約6時間駆動が可能となっている。サイズは幅272mm×奥行237.5mm×高さ25.2~27.2mm、重量は約1.32kg(1.8型HDD搭載モデル)および約1.37kg(2.5型HDD搭載モデル)。

 同社のapricotシリーズで搭載されているファイル暗号・メール暗号ツール「EASYCRYPTシリーズ」に加え、新たに「TPM(Trusted Platform Module)」を搭載。TPMは、セキュリティ技術の標準化を目指す業界団体であるTCG(Trusted Computing Group)で定義された使用に準拠したチップで、このチップに暗号で使用する鍵を格納することでHDDを別のPCに持ち出して不正に閲覧することを防止できる。また、「USB・カードスロットロック機能」により、USBメモリやカードスロットの使用制限をかけることも可能。そのほか、「指紋照合デスクトップツール」により、パスワードの代わりに指紋による認証を行える。

 同社では、2005年度に6万台の販売を目標としている。



URL
  三菱電機株式会社
  http://www.mitsubishielectric.co.jp/
  apricotシリーズ
  http://www2.mdit.co.jp/service/apricot/index.htm


( 福浦 一広 )
2005/03/03 11:47

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