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デジタル映像配信・保存ソリューションのイメージ
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カノープス株式会社、ネットワンシステムズ株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)の3社は3月8日、地方の中堅・中小規模放送局やケーブルテレビ向けデジタル映像配信・保存ソリューションを共同で提供開始した。
このソリューションは、デジタル映像を取り込み、蓄積、配信するカノープスのソリューション、ネットワンシステムズのネットワークソリューション、そして日本IBMのIAサーバー「IBM eServer xSeries」、およびストレージ「IBM TotalStorage DSシリーズ」を組み合わせたもの。最小構成価格は500万円からで、APC(自動番組送出制御装置)と保存機能、ネットワークを加えた平均的な構成で1000万円程度と、従来の専用機器で構成されたシステムに比べ約3分の1の価格になるという。
このソリューションを活用することにより、現行のアナログ放送を放映と同時にデジタルデータとしてストレージに保存することができる。MPEG-2(6Mbps)相当の映像の場合、ストレージ1TBで約350時間の保存、ライブラリー化が可能。保存したデータは、将来のデジタル放送への対応、他局への再販やインターネット放送への二次利用などに利用できる。また、従来ビデオテープの配送によってやりとりしていたものが、ネットワークを介して即時に行えるようになる。
■ URL
カノープス株式会社
http://www.canopus.co.jp/
ネットワンシステムズ株式会社
http://www.netone.co.jp/
日本アイ・ビー・エム株式会社
http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース
http://www.canopus.co.jp/press/2005/collaboration.htm
( 朝夷 剛士 )
2005/03/08 12:21
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