アライドテレシス株式会社は4月18日、エントリークラスのNAS「ATS1000」を、5月2日より出荷開始すると発表した。同製品は250GB SATA HDDを4台搭載しており、RAID 5構成時で約700GBの容量を使用できる。価格は522,900円から。
ATS1000は、1Uラックマウントサイズの筐体に1TBの物理容量を搭載したNAS。ハードウェアRAID 0/1/5、HDDホットスワップへの対応に加え、正常にシャットダウンできなかった場合でもデータの被害を抑え即座に復旧できる「ジャーナリング」機能、スナップショット機能などを搭載し、データの可用性を高めている。
また、プロセッサの消費電力を従来製品の約1/3~1/4に抑えてランニングコストの削減を可能にしたほか、電源投入後、約1分で使用可能状態になる短時間起動を実現している。さらに今後は、どのユーザーがATS1000上のファイルを作成、更新、参照、削除したかを記録するアクセスログ機能をサポートする予定。
対応クライアント環境は、Windows XP/2000/NT/Me/98と、Mac OS 9/X、Linux、UNIX。CIFS/AFP/NFSの各プロトコルに対応する。
■ URL
アライドテレシス株式会社
http://www.allied-telesis.co.jp/
ニュースリリース
http://www.allied-telesis.co.jp/info/news/2005/nr050418.html
( 石井 一志 )
2005/04/18 17:06
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