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富士通、高信頼性を実現した中堅企業向けのFCディスクアレイ


ETERNUS SX300
 富士通株式会社は4月18日、中堅企業向けのストレージアレイ「ETERNUS SX300」を発表した。価格は115万円(税別)からで、6月10日より出荷が開始される予定。

 ETERNUS SX300は、4~14台のHDDを搭載可能なNAS製品。73GB/146GBのFC(ファイバチャネル) HDDをサポートしており、最大2TBまでの拡張を行えるほか、サーバー接続用の2Gbps FCポートを2~4基搭載可能。SANshareオプションと併用すると、FCスイッチを使用することなく、複数のサーバーに接続できる。

 また、ディスクアレイとサーバーとの間を複数パスで接続しておき、万一インターフェイスで障害が発生した場合には自動でパスを切り替える「マルチパスドライバ」を標準で添付したり、コントローラ、キャッシュ、電源などの主要部品を標準で二重化したり、HDDの運用を監視するパトロール機能を搭載したり、といった各種取り組みで可用性を高めている。

 対応OSは、Windows Server 2003/2000 Serverで、RAIDは標準でRAID 1/0+1/5をサポートする。なお富士通では、「単独で製品を提供するだけでなく、ETERNUS SX300とIAサーバー「PRIMERGYシリーズ」、ソフトウェアなどを組み合わせた事前動作検証を実施し、最適なシステム基盤「TRIOLE」として提供することにより、中堅企業が求める課題に応えていく」としている。



URL
  富士通株式会社
  http://jp.fujitsu.com/
  プレスリリース
  http://pr.fujitsu.com/jp/news/2005/04/18.html


( 石井 一志 )
2005/04/18 17:52

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