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キヤノン、新開発の画像処理チップを採用した普及型カラー複合機


キヤノンColor imageRUNNER iR C3170F
 キヤノン株式会社は、A3対応のオフィス向けカラー複合機4モデルを、5月下旬から販売開始すると発表した。今回発表されたのは、最大でカラー7枚/分、モノクロ31枚/分のコピーが可能な「キヤノンColor imageRUNNER iR C3170」「同 C3170F」と、同カラー7枚/分、モノクロ25枚/分の「キヤノンColor imageRUNNER iR C2570」「同 C2570F」の、計4モデル。価格は104万円から。

 これらの4モデルは、コンパクトな筐体を採用した普及タイプのカラー複合機で、新開発の画像処理チップ「新カラーiRコントローラ」によって、画像処理速度を従来の約2倍に向上させたという。各モデルともコピー機能が利用できるほか、C3170F/C2570Fでは、ネットワークプリンタ機能、スキャナ機能、FAX機能を標準で備えた。

 また、PostScriptやキヤノン独自の「LIPS LX」といったページ記述言語、イントラネット/インターネット上の情報を操作パネルに表示できるWebブラウザ機能、カラーインターネットFAX機能、キヤノン独自のアプリケーションプラットフォーム「MEAP」などをサポートしている。

 加えて、HDD内のデータを暗号化、もしくは完全消去して安全性を確保する機能や、パスワードによる保護をPDFファイルにかける暗号化PDF生成機能、印刷したデータをいったん複合機内のHDDに格納し、パスワードやICカードによる認証後に初めて印刷する機能などにも対応可能とのこと。



URL
  キヤノン株式会社
  http://canon.jp/
  ニュースリリース
  http://cweb.canon.jp/newsrelease/2005-05/pr-irc3170.html


( 石井 一志 )
2005/05/09 17:16

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